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いまでこそル・マン 24時間は日本に居ながらTV観戦できるようになったが
'70年代のル・マンは日本にとって非常に遠い存在だった。
1923年に始まったこの伝統の耐久レースに、日本製エンジンとして最初に挑戦したのが
'70年のマツダ・ロータリー。
英国製シェブロンのシャシーに載せられてプライベートチームが出場したもので
グリッド 40位からのスタートであった。
結果はリタイアに終わったものの、ここに日本とマツダは記念すべき第一歩を記した。
3年後の 1973年、国産シグマ製シャシーにマツダ・ロータリーが載り、登場。
これが日本人ドライバーによる日本チームのル・マン初出場であった。
そして、'79年にはサバンナ RX-7をモディファイしたマシンで再挑戦を開始。
ル・マンは日本にとって急速になじみ深いレースとなってゆく。
・Chevron B16/マツダ