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'70年スパ・フランコルシヤンから11年目の 1981年、
"ツーリングカーの祭典" スパ 24時間に勇躍挑む、3台のサバンナ RX−7。
そのうちの1台は、出走車 55台の中で栄えあるグリッド1列目を確保。
'70年の時のように雨中でのスタートであった。
前半着実に上位につけた RX−7は、夜明けを迎える頃から猛チャージをかけ始める。
逃げる BMW530i とフォード・カプリ、追いあげる RX−7。
その激しいバトルはスパ 24時間の歴史に残る名場面とされているほどだ。
最後まで RX−7のアタックに抵抗した BMWも、残り1時間半、緊張の争いから遂に脱落。
RX−7総合優勝
それは 11年前のマツダ vs BMWの再現であり雪辱でもあった。
マツダの名前はツーリングカーレースの歴史に深くその名を刻むこととなった。