MAZDA 787B
Last Updated on Jan.3,2006


ロータリー搭載車が初めてル・マン 24時間レースに登場したのは 1970年のことである。

1973年 (SIGMA MC73, MAZDA 12A) 初めて日本のプライベートチームが日本人ドライバーで参戦。
1974年 (SIGMA MC74, MAZDA 12A) プライベートチームのチーフマネージャーに大橋孝至、
ドライバーの1人には寺田陽次郎の名が有り、マツダのル・マン挑戦へのきっかけとなる。
MAZDA 787B
マツダ(マツダオート東京)のル・マン出場が実現するのは、それから5年後の 1979年のことである。
しかし、予選すら通過できないという屈辱の洗礼を受ける。

そして 1991年MAZDA 787Bによって日本車初の総合優勝を成し遂げる。当然、1923年に始まって以来、レシプロ以外のエンジンがル・マンで総合優勝を果たしたのも初めてである。
1979年にマツダとして参戦してから 12年目のことであった。
(1983年には "717C" でクラス優勝)

1980年代、常勝のポルシェでさえ初めてル・マンを制するまでに 20年を要したという。
多くの自動車会社があきらめてロータリーから手を退いた中で、2ローター、3、4ローターとエンジンを開発しながらのチャレンジ、執念にエールをおくる。
Hooray for Rotary! & We Love ROTARY ENGINE.


MAZDA 787B
エンジンマツダ R26Bロータリーエンジン
総排気量......654cc×4
最大出力......700ps/9,000rpm
最大トルク....62kg-m以上/6,500rpm
燃料供給装置..EGI
シャシーツインチューブ・カーボンコンポジット・モノコック
トランスミッションマツダ/ポルシェ 前進5段・後退1段
クラッチボーグ&ベッグ トリプルプレート
フロントサスペンションプルロッド
インボード・コイルスプリング
リアサスペンションアッパー:ロッカーアーム ロア:ウィッシュボーン
インボード・コイルスプリング
ブレーキアウトボード・ベンチレーテッド・カーボンディスク
ダンパービルシュタイン
タイヤダンロップ
フロント:300-640-R18 リア:355-710-R18
ホイールレイズ・ボルグ
フロント:12×18インチ リア:14.75×18インチ
寸法・重量全長 4,782mm/全幅 1,994mm/全高 1,003mm
ホイールベース 2,662mm
トレッド:フロント 1,534mm リア 1,504mm
重量 830kg以上


Gallery(from "Le Mans Classic Japan" 2005年10月28日〜30日 MINEサーキット)

special Thanks

画像提供
[No.002-TIKUZEN]










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