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自動車マラソンレース、84時間を走り続ける " マラソン・デ・ラ・ルート " に
コスモスポーツの実戦デビュー。1968年 8月のことだった。
難コースとして知られた西ドイツのニュルブルクリンク・サーキット(1周 23km )を
84時間連続走行する、それは過酷なイベントだ。
初陣のコスモは、1台には古我信生/片山義美/片倉正美の日本人クルー、
もう1台にはエルデ/Y.デプレ/ジピアのベルギー人クルーの2台で参戦。
2台のコスモスポーツは 80時間目まで
ポルシェ 911、ランチア・フルヴィアに次ぐ4・5位にいた。
そして残り1時間半というところで日本人クルーの車はリア・アクスル破損で倒れたが
残る1台が4位でフィニッシュ。
ヨーロッパでは東洋の初挑戦者、それも珍しいロータリーエンジン車の活躍に目を見張った。