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スポーツカーのために ル・マン 24時間があるように
ツーリングカーには スパ・フランコルシャン 24時間レースがある。
'69〜'70年のファミリアロータリークーペ挑戦。
当時日本国内のレースには全く出場していなかったマツダだが
" マラソン・デ・ラ・ルート" での経験は大きく、
ロータリー特有の排気音が 24時間耐久レースで鳴り響いた。
'69年は4台のポルシェ 911に続いて5・6位でゴール。
'70年のライバルはBMWアルピナ 2800CS、アルファ・ロメオ GTAm。
レースではBMWとトップが入れ代わるデッドヒートを展開。
4台のファミリアロータリークーペは終盤3台を失い
唯一生き残った1台が5位入賞を果たした。
優勝車BMWを最後まで苦しめたロータリー勢の活躍に、大いに湧いた雨のスパだった。