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FISCOが燃えた。
30°バンクの 6kmフルコースを舞台に、
サバンナ RX-3とスカイライン GTRがデッドヒートを繰り返す。
メインレースを上回る人気を集め、
観衆はワークスドライバーたちのドリフトに目を見張った。
海外ツーリングカーレースから国内に里帰りするかたちで、
ロータリーが日本のサーキットを走り始めた。
ライバルはスカイライン GTR、好敵手と言う言葉がぴったりの相手であった。
1972年、日本GPのツーリングカーレースで、
サバンナ RX-3 が GTRを圧倒。
以来、サバンナは、このようなビッグレースから、地方サーキットのイベントまで
広く愛用され、その活躍は RX-7がデビューする '78年まで続いた。
その間、'76年にはサバンナ RX-3の 100勝が達成され、
又その活躍範囲も広く世界各地にまで及んだ。