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日本のレースシリーズとして最も歴史の長い
富士 GC(グランチヤンピオン)シリーズは
'71年に始まって以来 16年余。
マツダロータリーが参戦し始めたのは '73年からだが、
強力なライバル達を相手にしばらく苦戦が続いた。
ヨーロッパや日本でレーシングエンジンとして熟成された BMWパワーに村して、
ロータリーが台頭し始めるのは 1977年頃からだ。
GCより先に、'77年富士 1000kmレースで
13Bロータリー搭載のマーチ 75Sが勝利を飾ったその4ケ月後、
富士インター 200マイルで GC初優勝を成し遂げる。
その後、エンジンレギユレーションの変更などがあって
GCにおけるロータリー車の活動範囲は若干制限されたが、
'87年、従来の 2ローターに代わる 3ローターエンジンも登場。
新局面の中で新しいロータリーがどのような復活を見せるだろうか。