|
全米各地を年間約 15戦で転戦する IMSA−GTシリーズは、
'70年代後半から急激に成長してきたレースイベントだ。
このシリーズにマツダは 1979年、登場間もない RX−7で本格参入を開始。
緒戦デイトナ 24時間で見事な 1-2フィニッシュを遂げた RX−7は次第に GTUクラス
(当時は2.5 liters以下、現在は3.0 liters以下)のシェアを広げていくことになる。
RX−7は '80年にシリーズチャンピオンを手中にすると、
それ以降も勝利を重ね、ボンティアックフイエロなどのライバルをくだして、
'86年まで 7年連続 GTUチャンピオンという大記録をうちたてている。
この間、GTOクラスチャンピオン('84年)にも輝いた。
最近では NewRX−7の数も増え、健全な発展を見せる IMSA−GTシリーズの中で
ロータリーは今や欠かせぬ存在となっている。