季節はずれの海岸物語

第09作 ’92冬「恋は夢の彼方に」／ 石田 ゆり子 ＆ 中村 あずさ（1992年 1月2日）

『季節はずれの海岸物語』第９作
’92冬「恋は夢の彼方に」
1992年 1月2日 放送（約70分）

第９作でも圭介とマドンナとの恋話の他に、とっこちゃん、理恵ちゃんの話も平行して展開します。

その二人に特化した『 もう一つの海岸物語 』
とっこちゃん、理恵ちゃん編 ダイジェストを作ってみました。（勝手にダイジェスト 約25分）

圭介が『 絵 』を購入します。その画廊のオーナー
『 篠田（別所 哲也）』と、二人の物語です。

本来は、圭介とマドンナの本編と微妙にカラミながら展開するので、片方だけ抜き出してしまうと話がまとまるのかどうか、？ですが、楽しみ方は人それぞれと言う事で・・・たまには良いっしょ！

適当すぎる表現ですが、画廊の若オーナー『 篠田 』が、とっこちゃん、理恵ちゃんの二人両方に
チョッカイを出すと言う話です。それが原因で、とっこちゃんと理恵ちゃんの仲が険悪に。

見兼ねた圭介が何とかしようと・・・
本編では真逆、っと言う事でもないのですが、二人の仲の良いマドンナから圭介がアタックされ、
その二人の仲が・・・・圭介モテモテの話です。

『 圭介 』
　つらいんです。二人の仲が、壊れるのを見るのが・・・
　篠田さん二枚目だ、それに優しい。それは認めますよ。
　でも、、、二人を悲しませてる。
　男の武器はそんなふうに使うもんじゃない。
　貴方の価値が下がります。
　それとも、、、、貴方、価値の無い男ですか？
　　　・
　　　・
　　　・
『 篠田 』
　貴方だってそう言う経験、有るんじゃないですか？
　出会いは、一対一とは限らないんだから・・・

思い出しました。これも昔、大好きなドラマだったのですが、『 俺たちの旅 』で、
『 俺、正直言って洋子も好きだし、大嫌いも好きだし・・・ 』二人に惚れちゃうカースケ。
そんな自由奔放なカースケに夢中でした。このドラマみたいに DVD にでも Blu-ray にでもしてくれると良いのにね。『 俺たちの旅 』は Blu-ray 版で全話持ってます。

第９作 ’92冬「恋は夢の彼方に」の本編は改めて書きますよぉ。

『 季節はずれの海岸物語 』最初のオリジナル（ノーカット）版をお持ちの方、
ビデオ（VHS）、DVD を貸して（あるいは代理でコピーして）ください。

季節はずれの海岸物語 ビデオ 動画 DVD Blu-ray 片岡鶴太郎 可愛かずみ 渡辺美奈代

第08作 ’91秋 フィルムのなかの想い出 ／ 南野 陽子（1991年 11月8日）

『季節はずれの海岸物語』第８作
’91秋 フィルムのなかの想い出
1991年11月8日 放送（約93分）
（勝手にダイジェスト 約47分）

ヒロインは『 かおり 』役の 南野 陽子 さん。

左の画像内にもありますが、『 Bye Bey My Love 』の
BGM で陽炎の中から出て来る様な『 かおり 』の現れ方にグウッッと、つかまれます。

選曲といい、その時の映像表現といい、ドンピシャ、
絶妙です。

『 野島 』役の 柄本 明 さんが見た目通りの奇妙なキャラクター（失敬！）で、圭介の先輩、
圭介のコーヒーの師匠役で出て来ます。

こんなヤツ居ねぇよ！、っと思いますが、ドラマの中の話なので、何でもＯＫです。

このシリーズの多くは大体 70分（ CM 含まず ）くらいの放送時間なのですが、この回は
第４作『 ’89夏（Good by そして Good Luck）』と同じ様に 90分 を越える放送時間で、
シリーズ中、最長の部類に入ります。

とっこちゃんと離婚した、春文の再婚、ニューヨークから、なぜか帰っていた、幸一と理恵ちゃんの再会など、話の内容も複雑です。

最後に圭介と『 かおり 』の別れるシーンで、江ノ電に乗り込んだ『 かおり 』がドア越しに圭介へ話しかける言葉、これが何と言っているのか、何度見ても未だに私はわかりません。

『・・・・・大切にしてね』とも見えるのですが、シオリ（押し花）の事なのか、何なのか？
＜ 追記 ＞
何と言っているか後でわかりました －－＞ 『 おもいこみ 』の５文字

それと、印象的なのがラストシーンです。

圭介、とっこちゃん、理恵ちゃんの３人が残されたフィルムを見ます。まぁ、これがタイトルの
『 フィルムのなかの想い出 』なんですが、

確かにドラマ内で使われたシーンも入ってますが、あとはどう見てもドラマの内容とは関係無く、極普通に３人が海辺で遊んでいます。それが、自然で良いんです。

とっこちゃんが、水着の胸元がズレルのを気にする所や、ペロッと舌を出すシーンなどが写っていて、実に楽しそうです。
私が一番好きなシーンは、このラストに使われている
フィルムの中の海岸シーン かも知れません。

もう1つ、
ドラマの中では全く触れられていませんが、
突然『 QUE 』が３代目に変わっています。
　当時：Compass Point
　現在：Rosshies（ 2013-1031 閉店 ）

『 季節はずれの海岸物語 』と言えば、
この ３代目 QUE が一番に思い浮かぶ、そんな大切な場所の一つでもあります。

海が一望できて、マスター（圭介）が一人で切り盛りする喫茶店、その建物の大きさも、雰囲気も、何もかもが、ぴったりのロケーションです。

この回で、また役者はそろった、、と言う感じです。
・さよなら「コンパスポイント」
・コンパスポイントが閉店した

これまでの勝手にダイジェスト
第01作『季節はずれの海岸物語（涙のSeaside Cafe Terrace）』1988年1月1日
第02作『季節のなかの海岸物語（真夏のヒコーキ雲）』1988年8月20日
　　　 第02作 『季節のなかの海岸物語』 ／ 続『季節のなかの海岸物語』
第03作『季節はずれの海岸物語 砂浜のDESTINY』1989年1月3日
第04作『季節はずれの海岸物語 ’89夏（Good by そして Good Luck）』1989年8月25日
第05作『季節はずれの海岸物語 ’90冬（Sweet Christmas Again）』1990年1月2日
第06作『季節はずれの海岸物語 1990 暑かった夏（あの夏の Destiny）』1990年10月11日
第07作『季節はずれの海岸物語 ’91冬 想い出は美しすぎて』1991年1月2日
第10作『季節はずれの海岸物語 ’92秋（通りすぎた夏）』1992年10月8日

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