カテゴリー: FD3S メタリングオイル

FD3S 取り外した MOP


エアクリーナーを外した際に、
油まみれのメタリングオイルポンプ を偶然にも発見してしまった事から始まりました。

電気的に問題が起きて、
ECU がそれを検出した場合はフェールセーフが働き、マトモに走らなくなるそうですが、
Asmic FD3S は何のエラーも出ておらず、その様な現象、症状は全く有りませんでした。
メカ的に問題が起きて、
メタリングオイルの供給が損なわれる事が有れば、アペックスシールの潤滑に問題が出て、
例えばコンプレッションが下がるなどの症状が出る可能性が有ります。
Asmic FD3S は 原因不明のコンプレッション低下 が出ている事は明らかだと思われます。
そうなると、結びつけたくなりますよね?
まぁ、『 油まみれのメタリングオイルポンプ 』は異常ですから、今回の交換となりました。


取り外した MOP [:上上:] ですが、眺めても何もわかりません。解読不能です。どうしてこう言う汚れ方になるのか、今ひとつわかりません。
一番上の、最初の写真の様に、実際にはもっと凄かったハズですが、ウエスで包んでしまったので、汚れが落ちて、かなり綺麗になった外観だと思います。
『ここから油が滲んで・・・』みたいなのも、不思議なくらい、全くわかりません。
取付面以外は、全ての場所、面が『油まみれ』です。重力に反した汚れ方です。
これでコンプレッション低下が良い方向に向いてくれる事を期待です。プラグを7番、9番に戻し て、次の給油からは ミクスチャーオイルの量 も見直し、または、廃止です。

FD3S MOP 交換完了 100,466 km

昨日13日、メタリングオイルポンプの交換作業が終わり、Asmic FD3S をお迎えに。
オイル交換
メタリングオイルポンプ交換
ヒーターホース交換
前回書いた通り、上記交換作業の予定でしたが、それに加えて サブタンクホース も交換した様です。
実は、、このホース、10年くらい前に
クーラント減少』が有って、その対策用として 部品を持っていた のですが、自分では交換していませんでした。


[:左左:] 見た目がアヤシイ?、、、って、なっていた様で、
交換してくれたみたいです。
10年前に買ったホース、、出番が無くなっちった! [:ぎょぎょ:]


交換した訳ではないのですが、ウォーターポンプ周りを外した様で、ガスケットなどが計上されています。これで作業スペースの確保とメタリングオイルチューブの状態確認が出来る。
だったらサーモスタットも交換してくれれば良かったのに・・・って言う話しをしたら、
チェックしたが交換の必要は無く、全く問題無しの良い状態だった、、、との事でした。
交換部品も増えましたが、それでも 最初の見積 よりは、かなり安く上げてもらえたので、ホットしました。

外したメタリングオイルポンプは持ち帰りましたので、何がわかる訳でも無いと思いますが、
後で写真をアップします。

FD3S MOP 交換

予定通り、おかぁ~ちゃんデミオの車検終了と入れ換えに Asmic FD3S をディーラーへ入庫、
メタリングオイルポンプの交換作業を開始です。

[:左左:] 前回アップした写真の中に、真っ白になったヒーターホースが写っていますが、こんな事でもないと気づく事も無かったし、それも交換します。
結局、作業として確定しているのは
オイル交換
メタリングオイルポンプ交換
ヒーターホース交換
 (なので、クーラントも交換)

もし、バラして、何か見つかればそれも・・・みたいな事になります。

現時点での見積が・・・ [:右右:]
MOP の交換 は、それだけ作業が大変と言う事ですね。
本当に MOP の交換 が必要かどうかは、わからないのですが、圧縮が低下する様な関連する症状が見られるので、思いきって決行です。

これで、圧縮低下 がストップ、または改善する事を祈ります。
ディーラーへ行くまでの道のり、、、この異常気象とも思える猛暑の中、信じられない程に
エアコンがギンギン に効くんですよ。。。
これって、別の問題が出ているのか? 、、、MOP 交換後にチェックする必要が有るのかな?
仕方のない事ではあるとわかってはいますが、、、悲しくなっちゃうなぁ・・・。 [:ぐすぐす:]

FD3S メタリングオイルポンプ

エアフィルターを交換した事を書きましたが、その際に重要な発見が有りました。
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もう、2年くらい前の事ですが、
特定のチューニング ECU が原因でロータリーエンジンの圧縮が下がる 』かの様な話題がネットを騒がせた事が有りました。私の個人的な感情としては、その後どうなったかもわからず、モヤモヤ感だけが今でも ずぅ~~っと、続いています。

Asmic FD3S は、客観的に見て、使用する ECU の種類(純正/社外)に関係無く、圧縮が急激に下がっている現象が見られ、でも原因特定には至らず、取りあえずの対策として

ミクスチャーオイル 』を使い、プラグの熱価も下げました。
[ FD3S メタリングオイルFD3S 給油 + オイル添加 ]

その場対策は今でも継続中ですが、精神的にシンドイ(下がった数値は見たくない)ので、
圧縮測定はそれ以降、一度もやっていません。

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前置きが長くなりましたが、、、で、、、、最初の一文に戻ります。

発見したのは『 メタリングオイルポンプ( 以下 MOP )』付近からの オイルのニジミ
または、オイル漏れ と思われる現象です。

ホースやベルトの影になるので、普通にボンネットを開けたダケでは見えませんが、エアクリーナーボックスを丸ごと外した事で発見しました。

エンジンを載せ替え、MOP を含めて ほとんどの補機類も新品にして、それが、わずか数千キロ、丁度ナラシが終わった程度でこんな事になっているとは、流石に想定外です。

この『 載 せ 替 え た ば か り 』と言う思い込みが・・・・・
メタリングオイルの吹き出し口を洗浄する という『 RECHARGE 』の信じられない様な発想と技術を、Asmic FD3S には当てはまらない(詰まっているハズがない)と思わせ、思い込ませ、私を、原因がわからないと言う迷路に追い込みました。
(ここで言う 載せ替えたばかり とは時間的な経過でなく、走行距離です)

仮に、、、の話しですが、
この MOP の見える部分だけ、外観だけで、全てを判断するのは難しいですが、オイルまみれ自体が異常ですから、決められた量のオイルが供給されていなかったとしたら、Asmic FD3S の圧縮低下の原因の一つになる事は明らかです。

ただ MOP に不具合が有れば、何らかの、おかしいと思わせる症状が出る事も知られていますが、Asmic FD3S では何もその様な症状、現象は出ていません。普通に街乗りで走らせている限り、絶好調なのです。エラーも出ていません。

でも、気づかぬうちに MOP 関連に不具合が出ていれば、気づかぬうちに圧縮が落ちます。
Asmic FD3S の様に ECU が純正だろうが、社外だろうが、関係有りません。

今は、行きつけのディーラーで MOP を交換する話しを進めています。RE 専門店 的なショップも有りますが、昔から通っている、いつものマツダディーラーでやります。

作業はたぶん7月頃になると思います。これで圧縮低下が止まってくれれば良いですし、それを願っていますし、一連のツジツマが合う事にもなり、迷路から抜け出す事が出来ます。

MOP の不具合が多くなっていると聞きますが、作る事が出来なくなった FD3S 用 MOP の設計を変更してまでマツダが部品提供を続けているのが何よりの証拠でしょう。
そして、提供してくれる事に感謝です。

7月に、おかぁ~ちゃんデミオの車検が有り、同じタイミングで Asmic FD3S のオイル交換を予約していました。整備工場の空き具合など、色んな事を考慮してその時期に作業する事で進めています。なので、見積伝票に元々の予定だったオイル交換が有ります。

当然、バラす過程で、他に手を入れるべき部分が見つかれば、対処してもらいます。
元々の『 N3F1-14-600 』は、今は無く『 N3Y2-14-600 』に変わっています。
5月26日 現在、茨城に1個だけ有るとの事でしたが、それが無くなれば補充されると言ってました。

勝手な言い分
『今でもネット上に有る』と書いた映像ですが、ど素人の私が見た場合、排気ポートに蓄積したカーボンを巻き込み、引きずり、ハウジングに傷が付き、その傷はメタリングオイル供給穴を通過しても状態に変化が無いので、メタリングオイルの供給にも異常が有り、傷が大きく伸びて行った、、、
の、様に見えます。

排気ポート前、つまり燃焼室、ここにもっとチャタマークがはっきり付くのですが、光の加減なのか、私には綺麗に見えます。中央部がメタリングオイルの影響でもっとテカテカしていても良いとも思います。それが無いのはメタリングオイル不足?

プラグホール側(燃焼室)、プラグ穴周辺は黒くなって綺麗とは言いませんが、チャタマークも見えますが、でも、綺麗だと思います。
点火時期云々でエンジンが壊れてしまう様な制御(ECU)なら、もっと燃焼室側に痕跡が残っていても良いと思います。

排気ポート後方、つまりカーボンを引きずっている吸気部屋が一番ダメージ(傷)が有る様に見えます。。。素人ですから。
2年前、何も意見を書かなかったので、自分の MOP 記事を書いた、この機会に、感想を書いてみました。今さらですみません。

追記 2022-05/30
映像は、ノッキングでブローしたエンジンと言う事ではないのですね?
圧縮が下がったエンジンを開けた物なんですね。誤解してました。
今頃なぁ~~に言ってんだよぉ~、、になってしまい、すみません。

FD3S 給油 + オイル添加

普通に乗り回しても コンプレッションが下がるだけなので、走行控え目、ですが、車は走らせなくてもダメなので、前回給油 から約4箇月で 400 km 走行、久々に給油しました。
EcoCpu-V HispeedROM 』に変えて からも約 400 km 近く乗った事になり、初の給油となります。ミクスチャーオイル を準備しておきました。 [:下下:]
メモリ付のガラス容器ですが、あえてメモリを見えない様にして、こんな量です。
真似してやったら・・・
みたいなクレームが来ても困りますので詳細は書きません。。
左右で、感じが違います。左はオイルだけですが、片栗粉でとろみを付けた様な感じなので、液体を加えて、スタンドで流し込み易くしてあります。(右)


街乗り走行: 405.6 km  415.0 km ※
給油: V-Power 65.26 L
燃費: 6.22 km/L  6.36 km/L ※
[:左左:] もう少しで 100,000 km ですが、全ての表示を 9 とか 0 なんかで並べるのは全く興味が有りませんのでやりません。 [:にひにひ:]
気づいたら越えていた、、、な、感じでしょうか?

正真正銘、全くの街乗り、チョイ乗りだけで 6.22 km/L  6.36 km/L ※ って言うのも良いんじゃないでしょうか? って言うか、こんなに走るとは思っていませんでした。
コンビニ買い物、チョイ乗りでも、1回の走行は最低でも 15 km くらいは走る様にしました。
コンプレッションも計っていません、、、また落ちた?・・・っと、なるのが怖いんです。 [:げほげほ:]
追記 2020-12/21
ECU 交換時にバッテリーを外しているので、トリップ表示(計算)に間違いが有りました。
  微妙ではありますが、燃費の数字も変わります。

FD3S メタリングオイル

Asmic FD3Sコンプレッションが急激に落ちている、落ちていた と言う事を書きました。

その頃はネット上でもそんな話題が散見されていた頃でもありました。
それで、、『 RECHARGE ブログ 』に
[:左左:] この写真がアップされた時 に、まずは
藤田エンジニアリング 』から ミクスチャーオイル を買いました。
実は、ブログには書きませんでしたが、前回の給油時に
それも添加しています。

コンプレッション低下の原因は不明ですが、取りあえずの予防措置?、背に腹はかえられない、
今出来ること?、、、そんな感じです。

最近『 藤田エンジニアリング 』とは別に
ドゥー・エンジニアリング 』からも
ミクスチャーオイルを買っておりました。
どちらかと言うと、こっちをメインで使おうかな?っと。
次の給油時に小分けにして持っていこうと『 藤田 』の空き缶に入れようとしたのですが 有ったはずのビーカー が見つからない。

何とも情けないオチでした。缶の容量が丁度良いので、特にビーカーも必要無いのですが、
『見つからない・・・?』で力を使い果たし、今日は作業を止めました。前回給油からは、まだ
200 km 位しか乗っていないので、急がなくても大丈夫なのです。『 藤田 』製も有るし。
ホントは中村さんの所で見てもらうのが一番良いのですが、なかなかそうも出来ず、上にも書きましたが、あくまで、取りあえずの措置です。
まぁ、、、私自身が、あとどれくらい乗れるか?、、、との、葛藤も有ります。 [:げほげほ:]
追記 2020-11/04
やっぱりビーカーが見つからない。前に買ったホームセンターへ行ってみたが、今はガラス製を置いてない様で。ガラス製でないと、、、また通販か。。

考え中・・・メタリングオイル

『わが家の玄関先にはREが飾って有る』事は前に紹介しましたが、いつもより時間が有るとそんな物もボォケ〜〜っと、改めて眺めてしまったり、、します。
メタリングオイルポンプから供給されるオイルを吹く穴も、当然の如く有る訳で、ノギスを当ててみると径は 1.6mm 程有りました。
このハウジングの出所は正確に覚えていませんが、FC3S か、FD3S 前期の物だと思います。FD3S 後期ではもう少し穴径は小さくなってますよね??、たぶん?

良く見ると、穴の周りにうっすらとオイルがニジミ出ている事がわかります。
オイルポンプで強制的に送られている訳でもなく、アペックスシールに押しつけられている訳でもなく、玄関先に置かれて大気中で自然とシミ出て来たものです。
実際のエンジン稼働中はどんな具合に広がるのかは想像も出来ません。ふと、機械設計屋の性で思ってしまったのですが、これでアペックスシールの端の方まで潤滑出来るのだろうか?
ほんとはもっと隅の方までオイルを回したいけど、『市販車』としてコスト、オイル消費量、メンテナンス性、エンジン寿命などを考えて、バランスを考えてこの様に配置、設定され、決してベストと言う訳じゃないのでは?
ならば、高負荷の時だけではなく、ミクスチャーオイルなんかも長い目で見た場合は、健康に良いのではないか?(即効性は無くとも、長いことサプリメントを飲む様なもの)

高負荷時にメタリングオイルは増量されても、高回転時にアクセルを戻した時の潤滑はどうなる?
とか、そんな事を考え出すとキリが有りません。
RENESIS(RX-8) ではサイド排気等との関係も有って、結局ノズルは3本まで増やされましたが、やはりこの方が理にかなっている様にも思えます。
こんな事を考え出すと、地下鉄は何処から入れるの?、鶏が先か卵か先か?、ではないが、夜も眠れなくなってしまいそう。
・・・・『鶏が先』なのは科学的に証明されたそうですが・・[:ぎょぎょ:]
( すみません、E-MOP 説明画像は『マツダ公式サイト RENESIS』から無断借用です )