東京家族

映画/邦画 > 東京家族 2013年 1月19日 公開

先日、小津安二郎 監督の『 東京物語 』を書きました。
 
何度も何度もリメイクされた 名作中の名作で、
10年に一度行われる、、
2012年の世界の監督( 358人 )投票 では
史上最高の映画 』第一位と評された作品です。
 
 史上最高の映画 / by The Sight & Sound 2012
 史上最高の映画 / by The Sight & Sound 2022

史上最高って、最新の、何とか映像技術を駆使したな映画、ではない所が泣かせます。    
今日は、その現代リメイク版とも言える 山田洋次 脚本/監督の『 東京家族 』です。

詳細はリンク先Wikipedia に記載の通りです。
 
単に現代版と言うだけではなく『 東日本大震災 』の影響を受けて、一端制作が延期、ストーリーや配役までもが当初の内容から書き換えられ、その後再スタートして作られた映画です。

私は、これ以外のリメイク版、山田洋次 監督 以外のリメイク作品を観たことはありません。     
その上での能書きですが、、、、
東京物語 』では次男『 昌二 』は戦死しており、
嫁の『 紀子( 原節子 )』がキーパーソンとして出て来ます。
東京家族 』では、次男『 昌次( 妻夫木聡 )』は、
結婚を約束した恋人『 紀子( 蒼井優 )』と共に存在し
二人がキーパーソンになります。
そこが、二つの作品の最大の違いでもあります。

二人が出会う切っ掛けが『 東日本大震災 』のボランティアと言うのも、内容が書き換えられた結果の
今どきの、ストーリー展開です。

東京への訪問や母親の葬儀で、優しく接してくれた
紀子 』に、母の形見の時計を渡すシーンが有るのは『 東京家族 』も変わりません。

 

 <追記 2025-07/27
  今日は『 スイカの日
   ・【スイカ】リコピンの含有量はトマト以上