お気に入りの、一品

本業は機械設計屋だが、流石に最近は鉛筆(シャープペン)で図面を描く事は無くなった。
手描きで図面を起こしていた頃は、手に馴染むペン(シャープペン)であるとか、ノリの良い芯であるとか、消しゴム一つに至るまで、自分に合った物、納得の行く物を結構探したものである。
確か5、6年前だったと思うのだが、ホームセンターでたまたま買った一本のボールペン。写真の一番手前、
OHTO(オート)NBP-1005M
特別高価な物ではないが、重さ、握った時の感覚、バランス、書き味に至るまで、あくまで私感だが、すばらしい一品に出逢った。今は 0.2mm 線幅の替え芯を入れてある。
このボールペン、少し前に、うっかりシャツに差したまま、洗濯されてしまった事が有り、インクがノック機構の所にニジミ出て、まともに動かなくなってしまった。
そこで同じペンを買おうと、ネットまで探したのだが、どこにも売っておらず、手に入らなかった。
しかし、その後続機種的な存在のペン(手前から2本目)にたどり着き、入手。
見た感じも微妙な違いにしか思えない気もするのだが、使ってみると全く別物の感覚。重心位置が変わってしまった様で(長さが違うから重心位置も違う、と言う意味ではない)、同じメーカー品とは思えない様な味付けで、極普通のボールペンになっていた。これでなければ!って感覚がすっかり無くなってしまった。
これにはガッカリ。洗濯されて使えなくなった(っと、思っていた)ボールペンを可能な限りバラして、洗浄、清掃。普通に使えるまでに再生に成功。
替え芯だけは今も入手可能なので、少し買いだめしてある。『MADE IN どこか?』で、安くてお買い得も良いが、こう言う 『わざ』『技』『業』こだわりも大切にして欲しい。。っと、思う! [:グッドグッド:]

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