時として、奇跡は起きる K1N
前回の QRV(1993年)から 22年ぶり、現在、世界のアマチュア無線家がターゲットにしている『Navassa Is. K1N (KP1)』について。。
残りあと3日(?)、もうここまで来ると、この信号の弱さでは『出来ないだろうなぁ~』っとあきらめていましたが、それでも未練タラタラで今朝も 28MHz で1時間程呼んでました。
結局拾ってもらえず、電源を落とす前に 21MHz の様子を覗いてみました。
すると、良く聞こえるんです。うちの無線機で S4 位まで振れてました。
どのあたりを拾っているのか、探してもわからず、受信側のダイヤルを適当に回していたら 5NN を返している局を発見。その周波数で数局立て続けに拾っている様でした。
迷わず同じ所で呼んでみると、わずか 1 call で応答有り。耳を疑いましたが、習性の如く 5NN TU を返し、呆然。『なに、いまの??』の、状態。出来ちゃう時なんてこんなもん?
K1N 21.02302 MHz こちらは 21.02372 MHz でした。こんな近くを拾っているなんて夢にも思いませんがね! だもの、どこを拾っているかなんて見つからないはずです。
[:左左:] でも後になってほんとに出来たのか、不安と期待が入り混じり、昼にさっそくログチェック、いまの時代ほんとに便利です。
無事に出来ていました。勿論 New 1 。
自分が生きている間には次の QRV は無いであろう場所だけに、素直に嬉しいです。
その後、リアルに S9 オーバーまで振れる場面が有りました。
もう 40年以上無線をやってますが、カリブのこんなにも強い信号を聞いたのは初めてです。一生に一度有るか無いかのタイミングに出くわした様です。
10日間ほど必死で追いかけ、[:上上:] 奇跡的にやっと一マス埋める事が出来ましたが、某 DXer のコールでチェックした所、『ほとんど全て』に近いマスが埋まってました。 [:ぎょぎょ:]
kW 出力とウン十メートル高タワー + ビームアンテナは必須の様です。うちは屋根の上のオンボロ 4ele YAGI と『これ』ですからね。でも、ドネーションした甲斐が有りました。
<追記 2015-02/13>
昨日は形式だけの 5NN ではなく実際にメーターが S9 オーバーまで振れましたが、今日は同じ時間帯でも、どのバンドでも、ほとんど信号が聞こえませんでした。撤収を1日遅らせる(15日まで延長)と言う情報も有りますが・・・。
<追記 2015-02/14>
各バンド、モード共にカスカスで『呼ぶだけ無駄』の状態。しばらく様子を見ていると 28MHz CW だけ信号が浮上した瞬間が有ったが、まさしく『瞬間』、すぐに聞こえなくなった。
明日の朝が最後のチャンスか?
<追記 2015-02/15>
今朝が JA からのラストチャンス、、っと、思っていたので、日曜なのに早く起きて・・・
っが、、、悪かったのか、着替えようとしていきなり『ぎっくり背中』と思われる激痛が!!
前にも書いた事が有るが、これが出るとしばらく身動きが出来なくなる。4時間程苦しんだ後、ようやく PC の前に移動、これを書けるまでに回復。なので勿論、無線どころの騒ぎではなく、私の K1N は終了。 されど、激痛は続く・・ [:あひあひ:]
『ぎっくり背中』・・・繰り返す様になるんだよぉ!(_ _);;;