還暦紅 – しみる1枚
『季節はずれの海岸物語』鶴太郎さんつながり、、、
『還暦紅』展示作品の中に、突き刺さる1枚が有りました。
「主」という漢字は、頭の点がろうそくの炎を表し、
下の「王」が 燭台 を表す。
「主」たるもの、自ら炎を照らし明るくする者。
「主人公」はあなた自身。
自らの炎で自分を照らし、まわりを明るくしていく。
その時々、状況、心情、体調・・・・・
人それぞれに感じ方は様々ですが、この作品の前でしばらく身動き出来なくなりました。固まりました。
自分が「主人公」とは思いませんが、
『喝』を食らった様な・・・。すばらしい作品です。
ここに大きく載せる事は出来ませんが、実際の作品は
1,360 mm × 700 mm あり、迫力が有ります。
鶴太郎さんの画集では『精霊椿』[:下下:] に掲載されています。
画集で見るより、やはり直筆の迫力、色を目の前にすると伝わってくる『 力 』が、
別次元です。
『椿』を添えたこのサインは普段のサイン会などでは書く事のない形です。 [:右右:]
本ブログ関連:『しもだて美術館 サイン会』『還暦紅』
<追記 2016-03/10>
『還暦紅』では鶴太郎さんの作品の他に、画業20周年/還暦を迎えるにあたり、多くの有名人から贈られた『メッセージ作品』も展示されています。(黒柳さん、タモリさん、他多数)
通常の個展では見る事が出来ないサプライズ企画で、なかなかの見物です。