第14作 私が豚毛を

第14作 ~いつも海があった~ / 松田 聖子 & 可愛 かずみ(1994年 10月13日)
季節はずれの海岸物語』重箱の隅つつき。懲りずに隅を、つつきます。

最初の頃に上げて来たシーンでは、台本のページも一緒にアップした所が有りました。
 ・とっこさんはどうだった?
 ・友達でいた方がいい・・
 ・湘南、、、離れようかと
 ・結婚しない?

一言一句まで台本通りではないにしても、ドラマは台本通りに進められている事を言いたかったのです。特に最終回ですから、ここ(決定稿)に至るまでの内容は良く吟味されているハズで、だから台本通りに進むし、進められるのです。。。よね?

でもこのあたり、優香子の部屋での二人のやり取りには、台本通りではない部分が多いのです。

OKって事なんだぞぉ 』の時の『 眠るだけのお願い
なぁ~んておかしな展開も台本には無かったのです。

アドリブかどうかはわかりませんが、更に良くするため、
面白くするための現場での工夫だと思います。
豚毛 』 なんて台本には無い言葉です。
笑っちゃいます。

それを 優香子 に言わせるためには『 松田聖子 』さんの、このドラマに対する理解と愛情、
更には、色んな意味での『 力 』が必要だったと思います。

あのぉ~~
 はい、、、
お風呂のお湯、そろそろ・・・
 ・・・・・どうぞ。。
いや~ 優香子さん 先に・・・
 いや 圭介さん先に・・・

そんな、、、
 ・・・・歯ブラシとか無いん、、、
あ~ 俺が買って来ます。
 いや 私が買って来ます。
俺はあの~、、好みが有るし・・・
 好み?

俺は豚毛じゃないとダメだし・・・
 じゃ~ 私が豚毛を・・・

はいはい、、何ともまぁ~~、好きにしろい!! 、、、ってな場面で。