第5作 新たなスタート
第05作 ’90冬(Sweet Christmas Again)/ 樋口 可南子(1990年 1月2日)
『季節はずれの海岸物語』重箱の隅つつき。懲りずに隅を、つつきます。
前作、第4作 『 ’89夏 Good by そして Good Luck 』がドラマの一区切りなら、
この第5作はそれに続く新たなスタートと言えます。
< 勝手にダイジェスト >の時に書いた事の繰り返しになってしまいますが、春文と一緒に北海道へ行った とっこちゃんが現れるシーンからドラマは始まります。
単純にこれだけなら『帰って来たのね!』っと、なりますが『 QUE 』へ行くと『 閉店 』っとなっており、見ているこっち側も『 えっ! 』っとなります。
話が進むにつれ、とっこちゃんは春文と離婚して湘南へ戻って来た事が、
『 QUE 』は新装開店(引越)の準備中であることが明らかになり、その準備期間である休みを利用して圭介、理恵ちゃん一行はスキーに来ていた事がわかります。
この回から 理恵ちゃんの同級生、幸一( 山本 陽一 )が登場し、最終話まで『 友達 』から『 恋人 』までの微妙な関係を保ちつつ、海岸物語劇場にからんで来ます。
これで最終話までのレギュラー4人がそろった事になります。
圭介はスキー場で昔の恋人である 明子( 樋口 可南子 )に偶然再会し、焼け木杭に火がつくのかどうか・・・と言う展開に。
まぁ、いつもの様に火はつきませんが・・・。
『 QUE 』は、新装開店準備中と言う事で今回に限り、ドラマの展開場所とはならず、紹介シーン以外は出て来ません。
この 二代目『 QUE 』はこの第5作を含め、第6作、第7作の3話だけの登場となります。
実際には海辺ですが、ドラマではその様に感じさせる場面がほとんど無いので、店内シーンは別撮りだったのでしょう。
<二代目 QUE ロケ地>
・葉山シーサイド
・葉山シーサイド(食べログ MAP)
※『 二代目 QUE(葉山シーサイド)』は 2018年 7月 8日現在、取り壊され消滅しています。
<勝手にダイジェスト>
第01作『季節はずれの海岸物語(涙のSeaside Cafe Terrace)』1988年1月2日
第02作『季節のなかの海岸物語(真夏のヒコーキ雲)』1988年8月20日
第03作『季節はずれの海岸物語 砂浜のDESTINY』1989年1月3日
第04作『季節はずれの海岸物語 ’89夏(Good by そして Good Luck)』1989年8月25日
第05作『季節はずれの海岸物語 ’90冬(Sweet Christmas Again)』1990年1月2日
季節はずれの海岸物語 ビデオ 動画 DVD Blu-ray 片岡鶴太郎 可愛かずみ 渡辺美奈代