考え中・・・メタリングオイル

『わが家の玄関先にはREが飾って有る』事は前に紹介しましたが、いつもより時間が有るとそんな物もボォケ〜〜っと、改めて眺めてしまったり、、します。
メタリングオイルポンプから供給されるオイルを吹く穴も、当然の如く有る訳で、ノギスを当ててみると径は 1.6mm 程有りました。
このハウジングの出所は正確に覚えていませんが、FC3S か、FD3S 前期の物だと思います。FD3S 後期ではもう少し穴径は小さくなってますよね??、たぶん?

良く見ると、穴の周りにうっすらとオイルがニジミ出ている事がわかります。
オイルポンプで強制的に送られている訳でもなく、アペックスシールに押しつけられている訳でもなく、玄関先に置かれて大気中で自然とシミ出て来たものです。
実際のエンジン稼働中はどんな具合に広がるのかは想像も出来ません。ふと、機械設計屋の性で思ってしまったのですが、これでアペックスシールの端の方まで潤滑出来るのだろうか?
ほんとはもっと隅の方までオイルを回したいけど、『市販車』としてコスト、オイル消費量、メンテナンス性、エンジン寿命などを考えて、バランスを考えてこの様に配置、設定され、決してベストと言う訳じゃないのでは?
ならば、高負荷の時だけではなく、ミクスチャーオイルなんかも長い目で見た場合は、健康に良いのではないか?(即効性は無くとも、長いことサプリメントを飲む様なもの)

高負荷時にメタリングオイルは増量されても、高回転時にアクセルを戻した時の潤滑はどうなる?
とか、そんな事を考え出すとキリが有りません。
RENESIS(RX-8) ではサイド排気等との関係も有って、結局ノズルは3本まで増やされましたが、やはりこの方が理にかなっている様にも思えます。
こんな事を考え出すと、地下鉄は何処から入れるの?、鶏が先か卵か先か?、ではないが、夜も眠れなくなってしまいそう。
・・・・『鶏が先』なのは科学的に証明されたそうですが・・[:ぎょぎょ:]
( すみません、E-MOP 説明画像は『マツダ公式サイト RENESIS』から無断借用です )