第6作 再放送で消えたシーン

第06作 1990 暑かった夏 / 森尾 由美(1990年 10月11日)
季節はずれの海岸物語』重箱の隅つつき。懲りずに隅を、つつきます。

大好きな、
とっこちゃんと圭介の自転車二人乗りのシーンです。

第4作 二人乗り 』などでも書いた通り、この回はおまわりさんに注意される事なく、かわしてしまうせいか、このシーンは再放送( 2000年9月版 )ではカットされています。

イケナイ二人乗りを、こんな楽しそうな顔でやっちゃイカンと言う事でしょうか?
理由は何にしても、残念でなりません。

海岸沿いのこの歩道も、この回のみならず、ドラマでは何度も出てきます。
関東の人なら知っていると思いますが、ここは
稲村ヶ崎 』の裏、東側に当たる場所です。

おまわりさんの後ろに見える岩山が『稲村ヶ崎』です。

この先『 行き止まり 』で、道そのものが無くなりますから(抜け道の階段は有る)、
自転車で『 行く 』とか、『 来る 』などと言う事は、ドラマの中以外ではあまり見かける事がない光景ではあります。


ここも『 勝手にロケハン 』つながりで、写真を探してみたのですが、なぜか有りませんでした。
その代わりと言う訳ではないのですが、別の写真を見つけました。↓↓

ドラマのオープニング、DESTINY の歌い出しで飯島トンネルを車が抜けるシーンが有りますが、そのトンネルを抜けた直後の 材木座海岸 から、対岸にあたる
稲村ヶ崎の方向を望遠で撮ったものです。

1982年の秋頃 に撮ったもので、ドラマが始まる 6年前くらいです。

なぜ、絵になるはずの海岸沿いの遊歩道をカメラ小僧は撮っていなかったのか?
道そのものは有ったかもしれませんが、ドラマに出て来る様に綺麗に整備されていない時代だったみたいです。


私の撮った写真には、遊歩道に有るはずの安全柵が全く写っていません。
当時はまだ『 絵 』にならない場所だった様です。

『季節はずれの海岸物語』勝手にダイジェスト
第01作『季節はずれの海岸物語(涙のSeaside Cafe Terrace)』1988年1月2日
第02作『季節のなかの海岸物語(真夏のヒコーキ雲)』1988年8月20日
第03作『季節はずれの海岸物語 砂浜のDESTINY』1989年1月3日
第04作『季節はずれの海岸物語 ’89夏(Good by そして Good Luck)』1989年8月25日
第05作『季節はずれの海岸物語 ’90冬(Sweet Christmas Again)』1990年1月2日
第06作『季節はずれの海岸物語 1990 暑かった夏(あの夏の Destiny)』1990年10月11日
第07作『季節はずれの海岸物語 ’91冬 想い出は美しすぎて』1991年1月2日
第08作『季節はずれの海岸物語 ’91秋 フィルムのなかの想い出』1991年11月8日
第09作『季節はずれの海岸物語 ’92冬「恋は夢の彼方に」』1992年 1月2日
    第09作 ’92冬「恋は夢の彼方に」--『とっこちゃん、理恵ちゃん編
第10作『季節はずれの海岸物語 ’92秋(通りすぎた夏)』1992年10月8日
    第10作 ’92秋(通りすぎた夏)--『シビレる、、、セリフ

片岡鶴太郎 可愛かずみ 渡辺美奈代 第6作 ロケ地