第08作 ’91秋 フィルムのなかの想い出 / 南野 陽子(1991年 11月8日)
『季節はずれの海岸物語』第8作
’91秋 フィルムのなかの想い出
1991年11月8日 放送(約93分)
(勝手にダイジェスト 約47分)
ヒロインは『 かおり 』役の 南野 陽子 さん。
左の画像内にもありますが、『 Bye Bey My Love 』の
BGM で陽炎の中から出て来る様な『 かおり 』の現れ方にグウッッと、つかまれます。
選曲といい、その時の映像表現といい、ドンピシャ、
絶妙です。
『 野島 』役の 柄本 明 さんが見た目通りの奇妙なキャラクター(失敬!)で、圭介の先輩、
圭介のコーヒーの師匠役で出て来ます。
こんなヤツ居ねぇよ!、っと思いますが、ドラマの中の話なので、何でもOKです。
このシリーズの多くは大体 70分( CM 含まず )くらいの放送時間なのですが、この回は
第4作『 ’89夏(Good by そして Good Luck)』と同じ様に 90分 を越える放送時間で、
シリーズ中、最長の部類に入ります。
とっこちゃんと離婚した、春文の再婚、ニューヨークから、なぜか帰っていた、幸一と理恵ちゃんの再会など、話の内容も複雑です。
最後に圭介と『 かおり 』の別れるシーンで、江ノ電に乗り込んだ『 かおり 』がドア越しに圭介へ話しかける言葉、これが何と言っているのか、何度見ても未だに私はわかりません。
『・・・・・大切にしてね』とも見えるのですが、シオリ(押し花)の事なのか、何なのか?
< 追記 >
何と言っているか後でわかりました --> 『 おもいこみ 』の5文字
それと、印象的なのがラストシーンです。
圭介、とっこちゃん、理恵ちゃんの3人が残されたフィルムを見ます。まぁ、これがタイトルの
『 フィルムのなかの想い出 』なんですが、
確かにドラマ内で使われたシーンも入ってますが、あとはどう見てもドラマの内容とは関係無く、極普通に3人が海辺で遊んでいます。それが、自然で良いんです。
とっこちゃんが、水着の胸元がズレルのを気にする所や、ペロッと舌を出すシーンなどが写っていて、実に楽しそうです。
私が一番好きなシーンは、このラストに使われている
フィルムの中の海岸シーン かも知れません。
もう1つ、
ドラマの中では全く触れられていませんが、
突然『 QUE 』が3代目に変わっています。
当時:Compass Point
現在:Rosshies( 2013-1031 閉店 )
『 季節はずれの海岸物語 』と言えば、
この 3代目 QUE が一番に思い浮かぶ、そんな大切な場所の一つでもあります。
海が一望できて、マスター(圭介)が一人で切り盛りする喫茶店、その建物の大きさも、雰囲気も、何もかもが、ぴったりのロケーションです。
この回で、また役者はそろった、、と言う感じです。
・さよなら「コンパスポイント」
・コンパスポイントが閉店した
これまでの勝手にダイジェスト
第01作『季節はずれの海岸物語(涙のSeaside Cafe Terrace)』1988年1月1日
第02作『季節のなかの海岸物語(真夏のヒコーキ雲)』1988年8月20日
第02作 『季節のなかの海岸物語』 / 続『季節のなかの海岸物語』
第03作『季節はずれの海岸物語 砂浜のDESTINY』1989年1月3日
第04作『季節はずれの海岸物語 ’89夏(Good by そして Good Luck)』1989年8月25日
第05作『季節はずれの海岸物語 ’90冬(Sweet Christmas Again)』1990年1月2日
第06作『季節はずれの海岸物語 1990 暑かった夏(あの夏の Destiny)』1990年10月11日
第07作『季節はずれの海岸物語 ’91冬 想い出は美しすぎて』1991年1月2日
第10作『季節はずれの海岸物語 ’92秋(通りすぎた夏)』1992年10月8日
季節はずれの海岸物語 ビデオ 動画 DVD Blu-ray 片岡鶴太郎 可愛かずみ 渡辺美奈代