第10作 ’92秋(通りすぎた夏)/ 松田聖子(1992年 10月8日)
『季節はずれの海岸物語』重箱の隅つつき。懲りずに隅を、つつきます。
まだ第10作で引っ張ります。
ドラマのラスト近くに、優香子と圭介の意味深なシーンが有ります。
『 和彦 』に『 食ったのか? 』と、言われそうなじれったい
シーンです。
マドンナ役が時の大スターで、芝居と言えども過激な演出は出来なかったのか? 『 圭介 』だからこうなったのか? ハタマタ、やはり
『 季節はずれの海岸物語 』だからこう言う落とし方になったのか?
知る由もありませんが、手持ちの資料からあることを発見しました。
まぁ、そんな大げさな事じゃないのですが・・・。
このシーン、台本の内容とも違うし、ノベライズ本の内容とも随分と違う様です。勿論、そんなのは珍しい事ではないと思いますが、
つまりは、最後までどうするか決まらなかったと言う事ですよね?
観る側、おのおのに妄想させ、想像させ、考えさせて、答えは観る人の数だけ有る・・・・。
っと言う事になったのかも知れません。
ならば、台本通りでも良かった様な気はしますが、
このあたりが面白い所であり、難しい所でもあるのでしょう。
何パターンか撮って、全体の流れからシックリ来るものを選んだのかもしれないし、そこは我々外野からでは何とも。
ノベライズ本ではこんな感じですが、これだと、いつもの
『 圭介 』とは別人になってしまいます。
台本とも、ノベライズとも異なる内容でオンエアされましたが、全てに共通で使われている台詞があります。
(オンエアでは『 様な 』が入る)
『 でも圭介さんが忘れてくれないと、私も忘れられない様な気がする。』
そこを目安に前後を比較すると分かり易いかも知れません。
改めてこのシーンを見直して、優香子と圭介はこの後にどうなったか・・・
勝手に妄想して楽しみましょう! 決まってんべよ。幼稚園のお泊まり会じゃねぇ~んだぞぉ!
(優香子と最後の夜を迎える、、直前のシーン)
圭介が部屋に帰る直前、QUE の窓際でボンヤリする所が一瞬映りますが、そこには台本ではとっこちゃんとの続きのシーンが有ります。オンエアではカットされた様です。
ここはノベライズでもほとんど同じ内容で存在します。
観たかったシーンの一つです。
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